Tシャツの製作工程
こちらではお客様にTシャツが届くまでの製作工程のご説明をいたします。Tシャツのプリントにはシルク印刷、転写プリントなど様々なプリント方法がありますが、ここではシルク印刷を利用した流れでご説明いたします。因みに、シルク印刷は日本国内のアパレル業界でも多く利用されいます。専門の職人が1枚1枚丁寧に手作業で行うため、プリントの品質が高く美しい仕上がりになります。
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製作工程
お客様からいただいた原稿通りにデザインとTシャツの完成見本(仕上り)を作成いたします。
完成したデザインデータを透明なフィルムに黒で印刷します。これに印刷用版に貼り付け、光をあてていきます。
※印刷用版…乳剤と呼ばれる光に当てると固まる液体を細かい網目のついたアルミ板に塗って乾燥させたものをいいます。
光を当てた版は黒で印刷されたフィルムがある箇所以外はすべて固まっています。固まっていない箇所を水で洗い流すとデザインの部分のみ貫通した状態になります。これで印刷版が完成です。
Tシャツへの印刷作業を行っていきます。
プリントをする位置にインクが落ちるようTシャツをセットしたら、スキージー(シルク印刷専用のへら)という道具を使って版の貫通部分からインクを均等に落としていきます。
一度の印刷ではインクの色がしっかりと出ない場合があるため、インクの色が出るまで『刷る→乾燥→刷る→乾燥』の作業を繰り返し行っていきます。
プリントの色が2色以上ある場合は版を複数使用します。
1色目の印刷が終わり、インクが混じらないよう乾いたのを確認してから再度2色目での版でインクを落としていきます。
2色目も1色目と同様インクの色が出るまで刷る→乾燥を繰り返します。
Tシャツのプリント終了後、お客様の元に届いた際にプリントが簡単に剝がれないよう、高温の乾燥器でしっかりとインクの水分を飛ばして乾燥させたり、プレス機で圧力を加えてプリントをTシャツに密着させる作業を仕上げに行います。
梱包作業の前に、最後にTシャツに汚れや糸のほつれ、プリントに間違いがないかなどを職員の目で見て確認します。確認後たたみ、梱包します。
※Tシャツの汚れやほつれ等の検品作業はプリントの前にも同様に行っています。
梱包が終わった商品はお客様のご指定の住所へ発送致します。商品発送の際に必ず送り状番号や到着日時の連絡を行っております。荷物の配送状況はそちらの連絡をもとにご確認ください。
荷物が届いた後にお客様からのお礼のメールや電話が何よりも嬉しい瞬間です。