ヨレてしまったTシャツの直しかた
学校祭、会社のイベント、地域のお祭りなど様々な場面で活躍するTシャツ。皆様それぞれお気に入りのTシャツを数枚お持ちだと思いますが、長い間着用すれば穴が開いたり、襟元がヨレてしまったりすると思います。そんな時でも、諦めないでひと手間かければあっという間にヨレを直すことができます。
ヨレの原因と直しかた
そもそもTシャツのヨレとは、縦横に編み込まれたTシャツの生地の横糸が洗濯などで引っ張られてしまい縦糸が余って波打っている状態ということだそうです。
そんなヨレを直すにはどこの家庭にもあると思いますが、スチームアイロンがあれば簡単に直すことができます。
アイロンを使う方法
アイロンを使用するやり方は、いたって簡単です。
①アイロンに水をいれ、一番高い温度(高など)にセットして温まるまで待つ。
②ヨレてしまった首まわりの生地を指で軽くつまみ、縦にのばす。
③スチームをかけながらアイロンを縦方向に動かす。
※アイロンをかけるときはシャツに力いっぱい押しつける必要はなく、軽くこする程度でも全然問題ありません。
※アイロンやスチームの温度は大変熱くなっておりますので、火傷に十分注意して行ってください。
※長時間アイロンをかけるとTシャツが焦げる場合もございます。作業は自己責任にてお願い致します。
この方法でTシャツのヨレを元に戻すことができます。何度か着用すると再びヨレてしまいますが、もう一度同じようにアイロンをかければヨレが直ります。
氷水につける方法
アイロンをかけるやり方以外にも、NHKの朝番組でこんなものが紹介されておりました。
①氷水を用意する。
②Tシャツの襟元を端から中心に向かって寄せるようにして折る
③襟の部分を氷水につけ、30秒から1分ほど氷水の中でゆらゆらと動かす。
④終わったら水気を絞る。このとき、雑巾のように固く絞ってしまうと逆効果です。水分を押し出すように絞るのがコツです。
⑤Tシャツを広げて、平らな場所において乾かす。シワの気になる部分があれば指で伸ばす。
これだけでも襟元のよれがしっかりと元に戻ります。
ただし、この方法は綿などの天然素材100%に近いものにしか使用できないとの事ですので、ドライTシャツなどの化学繊維の素材には使えないとの事ですが、もしもアイロンが家にない方は試してみてはいかがでしょうか。
Tシャツのヨレを未然に防ぐ方法はないの???
Tシャツのヨレを未然に防ぐ方法はもちろんございます。主に洗濯や干す時に注意が必要です。
洗濯の時に注意する
洗濯するときに、襟部分を輪ゴムで止めることで、首元にかかる負荷をおさえることができますので、かなりのヨレの対策になります。輪ゴムで止めるのがめんどくさい!という方は、洗濯ネットを使うのも手です。そうすることで他の洗濯物とからまなくなるので、首元によけいな負荷がかかるのを防止できるのでヨレの防止につながります。
Tシャツを干す時に注意する
Tシャツを干すときはハンガーを使わずに、物干しざおなどに二つ折にして干すのがTシャツを一番長持ちさせる干しかたです。他にも洗濯バサミを使用する場合は首元ではなく、袖の付け根あたりや裾の部分を挟み逆さまに干すと首元に負荷がかからずヨレの防止になります。
スペースの都合でどうしてもハンガーを使うしかないような方は、一般的な角のとがったハンガーは避け、ニトリなどでも販売している丸い形状の型崩れのしないようなハンガーを使用すると、ヨレや伸びも防止することができます。
アートスペースではヨレにくいTシャツも取り扱っております!
ヨレを直す方法はわかったけど、これから作るオリジナルTシャツでヨレないTシャツはないのだろうかと思ったお客様もご安心ください。
アートスペースではそんなお客様のために首元のヨレにくいTシャツもしっかりご用意しております。
ヘビーウェイトTシャツ プリントスター085
国内で1番人気のメーカープリントスターというところの商品。首まわりがしっかりとしており、着心地もかなり良いTシャツです。カラーは全52色展開、サイズはうれしい100cm~XXXLサイズまでの幅広いサイズ展開ですので、子供から大人まで楽しめるTシャツです。
ハイクオリティーTシャツ ユナイテッドアスレ5001
プリントスターと同じくらい人気のユナイテッドアスレというメーカーのTシャツ。首まわりはダブルステッチ仕様になっており、洗濯を重ねてもよれにくいしっかりとした作りになっております。
サイズはヘビーウェイトTシャツと同じ100cm~XXXLサイズまで、カラーもほぼ同数の51色展開ですので、こちらもオススメの1枚です。