Tシャツの豆知識
Tシャツは1920年ごろにアメリカの軍の間でアンダーウェアとして利用されていましたが、第二次世界大戦後に下着として着用されていたTシャツを上着を着ずに着続けたことで、アウターとして定着しました。
その後、大学のスポーツ着として番号をプリントしたものがプリントTシャツのはじまりと言われているそうです。
1939年ごろには学生間でプリントTシャツが人気となり学校名や校章のはいったTシャツが売り出されるようになり、大手企業のロゴや宣伝など広告にも広く利用され始めることになりました。その後も1種のコミュニケーションツールとしてロゴ入りTシャツは利用され、大手企業のロゴをパロディしたデザインのTシャツも販売され、現在のクラスTシャツの基礎ともいえるものになってきました。Tシャツはその後も有名人やアーティストなどが愛用したことにより広まり続け、現在では年齢や性別を問わず世界中の人々に愛されるようになりました。
クラスTシャツの歴史
昔は「団結」などの文字だけだったり簡単な絵を印刷するにすぎませんでした。
しかし近年の進化しつづけるプリント技術のおかげにより、今ではパソコンで製作した細かなイラストや様々なメッセージをそのままプリントするなどデザインが大幅に広がりました。
現在では多くのTシャツプリント企業があるので、激安でTシャツを手に入れられることもあり、学生でもより気軽にクラスTシャツを作れるようになったため、学校祭や文化祭などでは必ずクラスTシャツを作るといっても過言ではないくらいまで広まりました。クラスやチームでお揃いのTシャツを着るだけで特別感がでます。加えてひとつの目標に向かい一致団結するということが目に見える形になるので、モチベーションアップにもつながります。
こうしてクラスTシャツは今では学園祭や文化祭・体育祭などでは欠かせないものになってきたのです。
クラスTシャツを作ったことがないという人もぜひ作ってみませんか?
Tシャツの生地
ひとえにTシャツといっても素材や糸、編み方によって生地が大きく異なってきます。
ここでは生地などをご紹介致します。生地をクリックしますと細かな説明が表示されます。
Tシャツを長持ちさせるコツ
お気に入りのTシャツは誰でも長く着たいものですが、生地の伸び縮みやヨレ、色落ちなどは避けられません。ですがそんなTシャツでも少しの工夫でTシャツを長持ちさせることができます。せっかくお気に入りのTシャツやクラス、部活などでお揃いのTシャツを作るのですから、今日から簡単にできる方法でいつまでもキレイなTシャツを着ましょう。
1.Tシャツの洗い方
Tシャツを洗う際に一番気をつけたいのは、生地が引っ張られて伸びてしまうことです。一番良い方法は手で押し洗いする方法ですが、かなり手間がかかってしまいます。簡単にできるのは、Tシャツを1つずつネットへ入れて洗濯することです。こうすることで洗濯物同士が絡まって生地が伸びてしまうのを防ぐことができます。襟元を輪ゴムでしばると首元のヨレ防止になるので更に効果的です。また、Tシャツを洗濯する際は必ず裏返して洗濯するようにしましょう。こうすることによって、Tシャツのプリント面が他の洗濯物と擦れるのを防ぎ、プリントが剥がれるのを防止することができます。他にも皮脂や汗の汚れは裏面に多く付着しているので、必ず裏返してから洗濯するようにしましょう。
2.Tシャツの干し方
Tシャツをハンガーで干す時は、大きめのハンガーを使用しましょう。もしもそういったハンガーが無い場合はTシャツを二つ折りにして干したり、襟元を洗濯バサミでとめるなどしてTシャツにかかる負担を減らしたり分散させたりしましょう。また、日光のあたる場所で干す際は裏返しのまま干すようにしましょう。日光(紫外線)はTシャツを痛める原因です。せっかくのお気に入りのデザインのプリントやTシャツ本体の色あせを防ぐためにも必ず実施しましょう。 乾燥が終わったTシャツは畳んでタンスにしまうなど、日光や湿気から守ってあげるようにしましょう。こうした一工夫手間をかけてあげるだけでTシャツの持ちがかなり変わるので、クラスTシャツを守る為に今日から早速実践しましょう。